こういった疑問に答えます。
アフリカ南部の雄大な自然と野生動物で知られるボツワナ。サファリ体験やカカディヤンガ湿地帯など旅の魅力が尽きません。
そんなボツワナを旅する際、現地でネットワークにつながるかどうかは安心度を大きく左右します。
特に日本から出発される方にとっては、物理SIMを買う手間やローミング料金の心配を減らせる「eSIM」が強力な味方になり得ます。
本記事ではボツワナでの通信事情、eSIMを使うときのよくある質問、選び方のポイントを丁寧に解説してまいります。
旅先でネット接続がスムーズなら、行き先の調べ物やSNS、地図利用も安心して楽しめますね。
ボツワナの通信事情をひと目でチェック
旅先でスマホが使えるかどうか、事前に通信インフラを知っておくと心強いです。
まず現地の主要携帯通信事業者として Mascom Wireless Botswana があり、同社はボツワナ国内で広いカバレッジを誇っています。
また物理SIMカードの購入ガイドでは「eSIM技術は普及途上で、全てのサービスがeSIM対応ではない可能性あり」との記述があります。
一方で海外のeSIM提供サービスでは「ボツワナ向けのeSIMプランあり」と明記されており、旅行者用には比較的入手しやすくなってきています。
つまりボツワナでは「現地SIMで安く使う」手段は物理SIMでも可能ですが、「eSIMを使いたいなら事前準備・機器対応の確認がカギ」と言えます。
少し補足すると、田舎・サファリエリアではモバイル回線のカバーが都市部ほど強くない可能性もありますので、旅程によっては接続状況に余裕を持つと安心ですね。
ボツワナ旅行におすすめのeSIM2選
ボツワナ旅行におすすめのeSIMを2つ紹介します。
それぞれ特徴も含めて解説していきますね。
ボツワナ旅行におすすめのeSIM
Airalo（エラロ）
App Storeより
Airalo（エラロ）はシンガポール発のeSIMです。
アプリで購入・設定が完結するのでとても便利ですよ。
eSIM業界ではかなりの大手なので安心して使えます。
Airaloの特徴
- 世界初のeSIMアプリ
- アプリでeSIMの購入から設定が完結
- 残りのデータ量や日数をアプリで確認できる
- 足りなくなったらチャージOK（※プランにより不可の場合あり）
- 日本語カスタマーサポート対応
Airalo（エラロ）はアプリで管理したりチャージしたりできるので柔軟性が高いです。
もちろん速度もしっかり安定しています。
旅行の日程が確定していなかったり、幅広い選択肢が欲しい方におすすめですね。
紹介コード『KEI4089』で3ドルOFF♪
Airalo: eSIM 旅行とインターネット
Airalo無料
★★★★★★★★★★
Saily（セイリー）
Saily公式サイトより
Saily（セイリー）はあのNordVPNの会社が開発したというeSIMサービスです。
VPNがなんなのか簡単に説明すると、ネット通信の際に海外のサーバーを経由して回線を保護したり日本にいるのと同じ状態にしたりできます。
またSaily（セイリー）もそのVPNの機能があるので、海外からでも日本にいないと使えないサービスが使えますよ。
Sailyの特徴
- NordVPNの会社がサービスを提供
- VPNの機能がついているので日本限定のサービスが使える
- その他Web保護や広告ブロックなどの機能あり
- サポートは英語
普通のeSIMにはないVPNなどの機能があったりとかなり多機能なeSIMになっています。
Tiktokが使えない国で使えるようになったりと色々便利ですよ。
もちろん速度もなかなか優秀です。
ボツワナで使うeSIMの「よくある質問」に答えます
旅の準備で気になる疑問をQ&A形式で整理します。
Q1：私のスマホでeSIMを使えますか？
eSIM対応かどうかは機種によりますが、近年のiPhone・Android（Google／Samsungなど）では多くがeSIM対応モデルです。
ただしボツワナの提供プランがその機種・キャリアで動作保証されているかは、購入前に必ず「対応デバイス」のチェックが必要です。
Q2：eSIMで通話／SMSも使えますか？
多くの旅行者向けeSIMプランは「データ通信専用」が一般的で、現地電話番号（通話／SMS）付きは少ない傾向です。
もし通話やSMS受発信も必要な場合は、VoIPアプリ（Skype・WhatsAppなど）を使えるよう準備しておいた方が安心ですね。
Q3：どのくらい通信速度・カバー範囲が期待できますか？
都市部では4G／LTEが一般的で、eSIMプランも「高速4G／場合によって5G」と謳っているものがあります。
ただし旅先でサファリや郊外を巡ると、ネット接続が弱くなる可能性があります。
Wi-Fi頼りにせずに、自分のデータ節約策を持っておくと安心です。
Q4：購入・設定はどうすればいい？
多くの旅行者向けeSIMでは、Webサイトやアプリでプランを購入後メールで送られてくるQRコードをスマホで読み取り、eSIMをインストール・有効化します。
「出発前に購入・インストール」「現地で初めて使い始める動作確認」がポイントです。
また出発前に本体設定（データローミングON、モバイルデータ回線選択など）を事前に確認しておくと現地でのトラブルが減ります。
ボツワナで使うeSIMを選ぶポイント
旅行目的や滞在スタイルに応じて、eSIM選びのポイントを整理します。
ポイント1：滞在日数・データ使用量を考える
例えば都市滞在がメインなら「数日で数GB」が十分という方もいれば、サファリや移動を多く伴う旅では「常時地図・動画・SNS利用」でデータ量が増える場合があります。
出発前に自分の“1日あたり使用量”をざっと見積もって、プラン選びで失敗しないようにしましょう。
ポイント2：eSIM対応端末か・ローミング設定の確認
スマホがeSIM対応かどうか、およびボツワナで使う設定（データ回線をeSIMに設定、物理SIMと併用時の回線切り替えなど）を必ず確認してください。
旅行中に設定変更が必要だと少し手間になります。
加えて「データローミングON」にしていないと現地回線につながらないこともあります。
ポイント3：カバー範囲・速度・利用エリアをチェック
都会だけでなく郊外・移動中もネットを使いたいなら「カバー範囲の広いプロバイダ」「高速プラン」がおすすめです。
旅程にサファリや未舗装路が含まれるなら、多少接続が遅くなる可能性も想定しておきましょう。
ポイント4：通話／SMSが必要かどうか
もし現地で通話やSMSを使う可能性があるならデータ専用eSIMでは対応できないため、通話対応の物理SIMか、もしくはデータ＋VoIP利用を前提としたプランの検討が必要です。
ポイント5：購入・サポート・緊急時対応を確認
国際eSIMを使う際、購入後のサポート体制やトラブル時の対応（QRコード読み取り失敗、機種非対応など）を見ておくと安心です。
また現地到着後すぐ使えるよう「出発前インストール・有効化予約」ができるプランを選ぶと安心感が高まります。
まとめ
ボツワナ旅行でeSIMを使う際には、事前準備が安心の鍵です。
スマホがeSIM対応か、データ使用量に見合ったプランか、カバー範囲や速度・通話／SMSの有無などを出発前に確認しておくことで、現地で「つながらない」「設定わからない」といったストレスを減らせます。
特に日本から出発する場合は「出発前にQRコード入手・インストール」「旅程を想定してデータ量を決める」「必要なら通話対応も検討」という流れがおすすめです。
広大で自然豊かなボツワナでの旅を、ネット接続の不安なく快適に楽しんでいただければと思います。
