eSIMお役立ち情報

eSIMって何?物理SIM・レンタルポケットWifi・海外パケ放題との違いは?

eSIMって何?物理SIM・レンタルポケットWifi・海外パケ放題との違いは?

eSIMってそもそも何?

疑問がある男性
疑問がある男性

他のやつとは何が違うの?

疑問がある女性
疑問がある女性

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

結論、eSIMはSIMカードをデジタル化したもの。海外旅行や出張などで非常に役立ちます。

本記事ではeSIMについて詳しく解説します。

またeSIMと物理SIM・レンタルポケットWIfi・キャリアの海外パケ放題との違いも解説しますね。

海外旅行に行く予定があって、ネット環境をどうするか迷っている方は必ず知っておいた方がいい内容です。

それでは、早速解説していきます。

eSIMって何?いつ使うの?

eSIMって何?いつ使うの?

eSIMはSIMカードをデジタル化したものです。

eSIMはカードの抜き差し無しでモバイル通信が可能になる仕組み。

ちなみにeSIMのeは「electronic(電子式)」ではなく、「embedded(組み込み式)」という意味で、スマホやタブレット本体に組み込まれているSIMのこと。

そのため、そのSIMの情報を書き換えることでモバイル通信を可能にしています。

ですが、一般的にはスマホにインストールしてモバイル通信が出来るようになるサービスのことをeSIMと呼びます。

ちょっとだけややこしいですよね。

ですが、eSIMの特徴さえ知っておけば問題ありません

慧(kei)
慧(kei)

なので、eSIMの特徴から解説していきますね。

注意

本来eSIMはスマホやタブレットに組み込まれたSIMのことを指しますが、一般的にはその組み込まれたSIMの情報を書き換えてモバイル通信が出来るようにするサービス自体のことを指します。

このブログでもサービスのことを指してeSIMと呼びます。

eSIMの特徴

eSIMの特徴

eSIMの特徴には以下の7点が挙げられます。

それぞれ解説していきますね。

海外でネットが使えるようになる

海外でネットが使えるようになる

各社で販売されている海外用のeSIMを利用すると、海外でもスマホ一つでネットが使えるようになります。

基本的な利用方法は同じで、

手順

  1. 国・日数・容量を選んでプランを購入
  2. QRコードを読み込んでアクティベート(自動もあり)
  3. 現地でデータローミングの設定をONにする

非常に簡単ですね。

アクティベートやデータローミングなどの言葉の意味は今は分からなくて大丈夫です。

使い方を解説する時に説明があります

慧(kei)
慧(kei)

とにかく簡単に海外でネットが使えるようになるので、初めて使う人は驚きますよ。

設定や管理が簡単

先ほど軽く手順を解説しましたが、eSIMは設定や管理が非常に簡単です。

特に海外用のeSIMはわざわざキャリアと契約する必要がなく、やろうと思ったら1分で手に入ります。

最近では、アプリで自動的に設定してくれるものも多いですね。

また残りのデータ量や日数なんかもアプリやアカウントページで簡単に確認できるので安心です。

元々入っているSIMカードを抜かないでいい

元々入っているSIMカードを抜かないでいい

SIMカードの抜き差しって、実はリスクが大きいこと知ってましたか?

現在主流となっているnanoSIMは『縦12.3mm、横8.8mm、厚さ0.67mm』でめちゃくちゃ小さいです。

簡単に無くしますし、割と脆いので破損する可能性もありますよね。

日本に帰ってSIMを再発行してたら、お金も時間もかかります。

もちろんその間は通話もSMSも使えません

慧(kei)
慧(kei)

そんなSIMカードの抜き差しをeSIMならしないでOK。リスク回避にもなります。

旅行中などに荷物が増えない

海外旅行でポケットWifiをレンタルしていた人も多いかと思います。

特にコロナ前なんかはそっちが主流でした。

ですが、現在はeSIM対応のスマホが普及したのでeSIMが主流になっています。

重たいポケットWifiを持ち歩かなくて良くなりますし、身軽に旅行できるようになりますね。

海外旅行時の高額請求のリスクをなくせる

海外旅行時の高額請求のリスクをなくせる

海外旅行時の高額請求が何かというと、海外パケット代のことです。

日本のキャリアで、何もせずそのまま海外でネットが使えることがあります。

ですが、それは現地の通信会社の電波を知らず知らずのうちに拾っているんです。

その海外パケット代は、数十万円〜数百万円になることはザラ。

そのリスクをeSIMを使って回避することができるので、使わない手はないでしょう。

危険なフリーWifiを使わないでいい

危険なフリーWifiを使わないでいい

海外って日本よりフリーWifiが飛んでいます。

ですが、危険なフリーWifiに接続すると情報を覗き見られることがあるんですよね。

個人情報やクレジット情報なんかを盗まれる被害が昨今増えています。

そんな危険なフリーWifiを使わないで済むようになるのもeSIMのメリットです。

使い終わった後の処理が簡単

eSIMは使い終わった後簡単に処理できます。

『設定』から元々のSIMに切り替えるだけですね。

具体的な方法は別の記事で紹介しますが、10秒もあれば終わりますよ。

また海外用のeSIMは基本的に使い切りタイプのeSIMがほとんどなので、その後追加で請求されることもありません。

ポケットWifiのように返す手間もないので、本当に楽です。

eSIMはいつ使う?

eSIMはいつ使う?

eSIMっていつ使うの?

疑問がある男性
疑問がある男性

ここまで読んでくださった方なら薄々気づいているかと思いますが、

eSIMは海外旅行や海外出張の時に使います

わざわざ現地の地図を買って旅行することってないですよね?

現代では旅行の時にスマホとネット環境がないと楽しめません。

また困った時に調べる手段も必要です

慧(kei)
慧(kei)

そんな時に安定したネット環境を提供できるeSIMがあると非常に便利です。

海外ノマドワーカーの筆者は、利便性・価格面・通信速度など全てを考えた結果eSIMに行き着きました。

滞在するホテルのWifiが弱かったりする時なんかは、eSIMでテザリングして仕事することもありますからね。

海外旅行や海外出張時にeSIMは非常に便利ですよ。

eSIMと物理SIM・レンタルポケットWifi・海外パケ放題との違いは?

eSIMと物理SIM・レンタルポケットWifi・海外パケ放題との違いは?

海外旅行や海外出張に行く際に、ネット環境を整える手段はeSIM以外にもあります。

具体的にはこんな感じです。

eSIM以外の手段

  • 現地のSIMカード(物理SIM)
  • 通販のSIMカード(物理SIM)
  • レンタルポケットWifi
  • 海外パケ放題
  • 現地のフリーWifi

現地のフリーWifiに関しては、先ほど危険性を解説したので使う人はいませんね。

VPNなどセキリュティ対策に自信のある人だけ自己責任でどうぞ

慧(kei)
慧(kei)

なので、eSIMと物理SIM・レンタルポケットWifi・海外パケ放題との比較をしてみましょう。

分かりやすく表にまとめました。

eSIMと他の手段の違い
eSIM現地SIM(物理)通販SIM(物理)レンタルポケットWifi海外パケ放題
料金安い安いやや安いやや高い高い
受け取り方法ネットで完結現地で購入郵送店舗または郵送ネットで完結
設定簡単簡単(店員が行う場合)やや複雑簡単簡単
管理難易度優しいやや複雑(管理アプリが日本語対応してないなど)やや複雑(管理アプリが日本語対応してないなど)やや複雑(充電や持ち歩きなど)優しい〜普通(キャリアによる)
トラブルの可能性・アクティベートができない・ボッタクリ
・言葉が通じない
・元のSIMカードの紛失や破損
・当日までに届かない
・元のSIMカードの紛失や破損
・紛失or破損での弁償(補償加入なしの場合)
・充電切れで通信不可
・設定ミスによる海外パケット高額請求

もちろん通信会社によって違う部分もあるため、一概に比べることは難しいですがイメージはこんな感じです。

正直お金にめちゃくちゃ余裕があるなら、キャリアの海外パケ放題を使えばいいですが。。。

筆者は総合的に判断して、日本の番号のSMSを受け取る以外はeSIMしか利用していません。

海外ではeSIMが一番便利な理由

海外ではeSIMが一番便利な理由

海外旅行や出張の際にネットは必要になります。

色々な選択肢がある中でeSIMヘビーユーザーの筆者が、eSIMが一番便利だと思う理由は以下の5点です。

理由

  • 空港に着いたらすぐにネットが使える
  • 値段が安いプランを選べる
  • 仕事でも使えるくらいの通信速度が出る
  • 残りのデータ量や日数を管理しやすい
  • プリペイド式だから追加請求もない

飛行機から降りたらすぐにネットに接続できますし、正直困ったことは一度もありません。

泊まっているホテルのWifiが弱かったらeSIMのテザリングで仕事してますし、割と万能なんですよね。

安いプランはいくらでもあって、基本的にプリペイド式なので追加請求もなし。

デメリットはほぼなくて、メリットが強すぎます

慧(kei)
慧(kei)

安くても現地SIMはやめておいた方がいい理由

安くても現地SIMはやめておいた方がいい理由

海外旅行に慣れた人なら現地でSIMカードを買うことも多いのですが、個人的にはナシなんですよね。

その理由がこちら

現地SIMはやめた方がいい理由

  • ボッタクリに遭う可能性がある
  • 空港だと高いSIMしか売ってないことがある
  • 市内だと安いけどネット無しで移動がしんどい
  • 事前に調べた有効期限と違うことがある
  • 元々のSIMカードをなくすor破損する可能性がある

正直eSIMよりも現地でSIMカードを買った方が安いというのは海外あるあるです。

ですが、その数百円をケチったばかりに逆にお金や時間、体力が奪われる可能性があるんですよね。

筆者も過去に何度も失敗しました

慧(kei)
慧(kei)

例えば、以前トルコで買ったSIMカードが期日前に使えなくなり、調べてみるとSIM自体が無効になっていました。(SIMカード屋さんのミス?)

仕方なく新しいSIMカードを買いましたが、結局高くつく結果に。

他にもYoutubeなんかで上がっていますが、SIMカード屋さんがとんでもない金額を請求してくることも。

海外に慣れた人ほど現地SIM買いがちですが、絶対eSIM使った方がいいですよ。

私と同じ失敗をしないでください

慧(kei)
慧(kei)

まとめ

この記事ではeSIMに関して解説してきました。

今回伝えたかったことは、以下の3つ。

伝えたいこと

  • eSIMは海外旅行や出張に非常に便利
  • コスパもいいしリスクヘッジになる
  • 安くても現地SIMはやめておけ

色々と解説してきましたが、伝えたいことはこれだけです。

とはいえ、eSIMも種類がありすぎて困りますよね。

このブログでは海外旅行出張便利eSIM紹介しています。

実際に私が使ったeSIMしかレビューしないので、間違いなく参考になるはず。

実際に海外で使ったことなさそうな人が書いてる記事は鵜呑みにしないようにしましょう

慧(kei)
慧(kei)

それでは、今回の記事はここまでです。

何か疑問がある方はコメントを残していってくださいね。

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慧(kei)

海外を転々としているアラサーWeb系ノマド。海外にいるとeSIMについてやたら詳しくなったのでブログで実際に使ったeSIMをレビューします。

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